白内障とは

眼の病気 白内障 白内障とは、本来透明な水晶体が白く濁ってくる病気です。
白濁してくる部分は人によって違い、真ん中から白濁した場合は早期に視力に影響してきます。原因のほとんどが加齢によるものです。

治療方法としては、まず目薬で進行を遅らせる、そして、日常生活に支障が出てきだしたら、水晶体の核を取除き、代わりに眼内レンズを入れる手術をした方が良いでしょう。

白内障手術 正常眼の見え方

正常眼の見え方

上の写真は、正常な眼の見え方です。遠方から手元まですっきり見えています。

正常眼の外見

上の図は正常な眼を正面から見たところです。真ん中の黒い部分が瞳孔、周りの茶色部分が虹彩です。
真ん中の黒い部分は眼の奥まで反射する障害物が無いため黒く見えます。

正常眼の断面図

上の図は正常な眼の光の通り具合を示したものです。
角膜から入ってきた光は、水晶体を通り、網膜に達しています。
この場合、右上のように見えます。

白内障手術 白内障眼の見え方

正常眼の見え方

上の写真は、進行した白内障眼の見え方です。全体的にかすんで、ぼんやり見えます。

正常眼の外見

上の図は進行した白内障眼を正面から見たところです。
真ん中は白濁した水晶体が光を反射するために白く見えます。

正常眼の断面図

上の図は進行した白内障眼の光の通り具合を示したものです。
角膜から入ってきた光は、白濁した水晶体で遮られ、少ししか網膜に達していません。
この場合は、右上のよう見えます。

≪白内障の詳しい説明へ‥≫

白内障手術の内容

フェイコマシーン アルコン社センチュリオン 手術は15分くらいで終わります。
眼だけに麻酔をします。麻酔を含め痛いことはありませんのでご安心下さい。
手術は、2.0mmくらい切開し、白濁した水晶体の中身(核)だけを超音波で砕きながら吸い出します。
その後、水晶体の中身があった場所に、水晶体の中身(核)の代わりとなる眼内レンズを入れます。眼内レンズには、様々な種類があります。生活環境や、ご希望の見え方にあった眼内レンズを手術前に決めておきます。
小さな傷(切開そう)ですので、縫合は致しません。眼帯をして終了です。

水晶体の代わりとなる眼内レンズには、様々な種類があります。生活環境や見え方のご希望により手術前に決定しておきます。

白内障手術 オーソドックスな眼内レンズ

白内障の見え方 オーソドックス眼内レンズ 眼内レンズ装用後の見え方遠方重視眼内レンズ装用後の見え方近方重視

(上写真①)は、白内障手術前の見え方です。手術をして、(A) の眼内レンズを入れることによりすっきりした見え方に変わります。 鶴田眼科で使用する眼内レンズは着色・非球面タイプですので、一般の眼内レンズよりもまぶしさが軽減され、よりすっきりと見えます。

但し、遠くを見たり、手元を見たりするときに必要な調節力がほとんどなくなるため、(上写真②)のような遠方重視の見え方にするか、または、(上写真③)のような手元重視の見え方にするか決めなければなりません。
もちろんメガネで見えにくい部分(遠方もしくは手元)を矯正することは可能です。
現在の生活で、遠方と手元のどちらを見る機会が多いか?どういう見え方を希望されるかを相談し眼内レンズの度数を決定します。

白内障手術 乱視用眼内レンズ

乱視の見え方 乱視用眼内レンズ 眼内レンズ装用後の見え方遠方重視眼内レンズ装用後の見え方近方重視

(上写真④)は、乱視がある方の、白内障手術前の見え方です。
メガネで乱視矯正することも可能ですが、眼内レンズを (B) の乱視を矯正するタイプにするという選択もあります。

乱視矯正用眼内レンズを入れた場合も、(上写真②)のような遠方重視の見え方にするか、(上写真③)のような手元重視の見え方にするか決めなければなりません。
今までの生活上不満点を解消するために、最善の方法を一緒に考えて眼内レンズの種類を決めましょう。

白内障手術 多焦点眼内レンズ

白内障の見え方多焦点眼内レンズ眼内レンズ装用後の見え方遠方重視

(上写真①)は、白内障手術前の見え方です。手術をして (C) の多焦点眼内レンズを入れることにより、(上写真⑤)のように遠くも手元もすっきりした見え方に変わります。

注意点が2つあります。
1つ目は、見え方はだんだんと慣れて、次第によく見えるようになること。手術終了後3ヶ月くらいは見えにくいことがあると思います。
2つ目は、夜間やトンネルの中など暗いところで、光が散って見えたり、にじんで見えたり、または、伸びたりして、まぶしく感じることがあることです。これも次第に慣れてきます。

≪見え方の詳しい説明へ‥≫

後発白内障とは

後発白内障とは、白内障の手術をした後に、水晶体嚢が濁り、見えにくくなる病気です。
白内障手術では、水晶体の白濁した部分(核)を取り除きますが、嚢(袋)は残しています。それは、眼内レンズを安定させるためです。この薄い膜の嚢(袋)が、白内障手術をしてから 1~2年後に濁って見えにくくなるのです。
治療方法は、濁っている部分の嚢(袋)をレーザーで取除きます。

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